写真館に依頼した場合の七五三撮影で必要な持ち物は?
子どもにとっても家族にとっても、七五三は思い出に残る大切な行事です。まだ幼い子どもを連れて神社に向かうので、必要な持ち物は、事前に準備して忘れずに持って行くようにしましょう。また、当日までに済ませておくことがいくつかあります。早めにとりかかるようにしてください。
参拝に必要なもの
必ず必要な物を紹介します。子どもの体調や機嫌が悪くならないように、あらかじめ準備しておきましょう。
初穂料
神社でご祈祷を受けるときに必要です。相場は5,000円~1万円ですが、神社によってあらかじめ初穂料が定められていることがあるので確認しておきましょう。のし袋にお金を入れて渡すようにしてください。
替えの靴や靴下
お参りや写真撮影が終わったら、衣装から普段着に着替えられるようにしたほうがよいでしょう。そのまま食事に出かけるときに衣装を汚す心配もありません。
着替え
トイレやフォトスタジオで着替えられるスペースを見つけて子どもの着替えをしましょう。お参りや写真撮影が終わった後に、グズグズすることがなくなるかもしれません。
タオル
飲み物を飲むときやお菓子を食べるときに、衣装を汚す心配がありません。首元にかけておくと安心です。
防寒着など
季節は秋なので、日中は暖かくても夕方は涼しくなるでしょう。ブランケットや使い捨てカイロが有効です。
レインコートなどの雨具
急に雨が降ってきたときに、衣装が汚れてしまったら台無しです。折り畳み傘やレインコートがあれば荷物になりません。
飲み物やおやつ
子どもが機嫌を損ねたときや小腹を空かせたときなどに、飲み物やおやつがあると便利です。飲み物は、ストロー付きの水筒であれば万が一こぼしたときも安心です。一口で食べられて手が汚れないおやつがよいでしょう。
七五三撮影に必要な持ち物
それぞれの年齢と性別に応じて紹介します。
被布タイプの3歳の女の子
着物、被布、腰紐、足袋、草履が必要な持ち物です。あると便利なものは、ピン、帯、巾着です。
帯タイプの3歳の女の子
着物、腰紐、帯、帯揚げ、帯締め、しごき、はこせこ、びらかん、薄手のタオル、バッグ、扇子、草履です。あると便利なものは、帯板、帯枕、ピンです。
3歳と5歳の男の子
着物、袴、羽織、腰紐、角帯、懐剣、お守り、羽織紐、扇子、草履です。あると便利なものは、サスペンダーです。
7歳の女の子
着物、腰紐、帯、帯揚げ、帯締め、しごき、はこせこ、びらかん、薄手のタオル、バッグ、扇子、草履です。あると便利なものは、帯板、帯枕、ピンです。
当日までに済ませておくべき準備
物の準備だけではなく、場所を確認したり予約したりする必要があります。また、参列者の連絡も忘れずに行いましょう。
施設の確認
七五三のシーズンは、事前にご祈祷の予約を神社にする必要があるかもしれません。場合によっては、希望する日時の予約が埋まっている場合があります。あらかじめ複数の候補日を選定しておくと予約がスムーズにできます。
なお、通常は先着順となるので、早ければ早いほどよいでしょう。また、過ごしやすい神社を選ぶようにしましょう。祖父母や高齢の親戚などが参列する場合、足腰を休められるベンチや椅子があるとよいでしょう。
撮影や着付けなどの予約
こちらも神社と同じく、事前に予約する必要があるかもしれません。七五三のシーズンは混みあうことが予想されるので、早めに行動しましょう。また、どこからどこまでを自分たちで行い、何をプロに任せるのかをはっきりさせておく必要があります。
フォトスタジオで写真撮影を希望している場合、着付け、メイク、ヘアセットも込みでサービスを提供しているところがあります。すべてをフォトスタジオで完結させることにより、手間をかけずに当日を迎えられます。
参列者の連絡
遠くに住んでいる祖父母が参列する場合、前日に自宅で宿泊するのか、近くのホテルなどで宿泊するのかを確認しておきましょう。当日の時程も伝えておきます。そして衣装についても配慮が必要です。参列者は、子どもより華美にならないような服装をするようにしましょう。
まとめ
持ち物だけでもたくさんあることが分かりました。とくに、撮影で必要な物は普段の生活で身に着けていないものになるので、忘れ物がないか心配になることがあるでしょう。子どもの機嫌や体調を管理しつつ、写真撮影やお参りをするので、できるだけ保護者の負担は減らしたいものです。そのためにも、フォトスタジオを有効に活用してみてください。