マタニティフォトを安心・安全に撮るコツは?気をつけたい注意点とは
お腹の中にいる赤ちゃんとの、はじめての記念撮影がマタニティフォトです。人生の中で何度も経験できない妊娠と出産、大きくなっていくお腹を記念に残しておきたいと思う妊婦さんが増えています。この記事では、新しい家族のはじまりとなるマタニティフォトを、どのようにすれば、安心かつ安全に楽しめるかポイントを紹介しています。
マタニティフォトは余裕をもって撮影する
マタニティフォトの撮影に適している時期は、お腹がぽっこり出ていて、妊婦さんらしい体型のときです。妊娠7か月から9か月頃に撮影する人が多く、中でも32週から35週にあたる妊娠9か月頃が、もっともマタニティフォトらしい写真を撮れるのでおすすめです。
しかし、一番大事なのは妊婦さんと赤ちゃんの体調であり、無理なく外出できる時期を選びましょう。あまりに早いと悪阻が残っている可能性や、お腹の膨らみも分かりにくい場合があります。臨月に入るとお腹もかなり大きくなっていて、妊婦さんと赤ちゃんの負担になってしまいます。
出産予定日ぎりぎりだと、いつ生まれるかも分かりません。また、第二子以降の妊娠や双子以上の妊娠は、はじめての妊娠よりもお腹の膨らみ方が早いこともあります。いろいろな可能性を想定し、余裕をもって、楽しく撮影しましょう。
室内で撮影するか、屋外で撮影するか決めておく
記念撮影をしようと決めたら、どこで、どんな写真を撮ろうか考えるのも楽しみのひとつですよね。撮影時に使用する小物、ポーズや服装など、考えるとわくわくするようなことがたくさんありますが、ここでは、撮影場所に注目しています。
屋内での撮影場所には、フォトスタジオや家、地域によっては撮影可能な施設もあります。室内撮影の一番のポイントは天候に左右されないというところです。天気を気にせず、夏は涼しく、日焼けの心配もいりません。お腹や肌の露出が多くなるマタニティフォトですが、冬は暖かく撮影することができます。照明設備も整っているので、雰囲気のあるモノクロ写真が撮れるのも魅力です。
さらに、疲れやすい妊婦さんが休憩しやすいのもポイントです。屋外はロケーション撮影といって、海や森林公園、お花畑など景色のいい場所や、夫婦の思い出の場所などたくさんの選択肢があります。室内での撮影とは違い、天候に左右されやすいところがデメリットです。
たとえば、雨が降ると屋外での撮影は厳しくなり撮影が中止になってしまうケースもあります。とはいえ、一番の魅力は自然が作り出してくれる背景です。春は桜の背景だったり、夏は海で、秋は紅葉など、季節感のある写真が撮れること間違いありません。撮影場所は、どのポイントを重要視するかで、事前に決めておくと準備もスムーズです。
撮影予定日をいくつか出しておく
撮影場所を決めたら、いつ撮るのか、具体的な日程を決めましょう。妊娠中は初期から出産までさまざまトラブルがあります。目に見えないリスクもあるので、安定期に入っているからといって無理は禁物です。
急な体調の変化を考慮し、撮影予定日をいくつか出しておくことも重要です。スタジオで撮影する場合は予約の際に、急な変更やキャンセルが可能かどうか、可能な場合は、キャンセル料などのペナルティがあるかどうかも確認しておくといいですね。
ご紹介してきたように、マタニティフォトを安心かつ安全に、そして楽しむためには余裕をもって計画しておかなければなりません。さまざまなことを考え、決定していく過程も楽しみながら、お腹の赤ちゃんとの幸せな時間を過ごせるといいですね。また、妊婦さんひとりで撮影するよりも、旦那さんや家族と一緒なら、より安心でリラックスでき、安全を見守りながら大切な家族の時間を共有できます。ご自身や家族にとってベストな時期と場所を選び、幸せな妊娠期間をぜひ形に残してみてください。