マタニティフォトを行う上で注意するべきポイントについて!
一生のうちたった数か月しか経験できない妊婦の姿を写真に記録したいと、マタニティフォトを希望する方もいるのではないでしょうか。自分の中で命を育む神秘的な姿を写真に残しておけるのはこの時期しかありませんが、体調を崩しやすくなるのもこの時期。安心してマタニティフォトを撮影するには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
マタニティフォトの撮影時期はいつ頃がおすすめ?
妊娠初期の頃は、お腹も目立たない上にお腹の赤ちゃんも安定していないので母子ともに負担が大きくなるので避けた方が無難です。安定期に入る頃の中期ですと、お腹の膨らみがまだ小さくマタニティフォトとして見ると物足りなさを感じるかもしれません。
お腹の大きさには個人差がありますが、一般的にはお腹が大きく目立ち始める7か月頃~9か月頃に撮影される方が多いようです。2人目以降や双子の場合はお腹が膨らむのが早いといわれているので早めの7か月頃、初産の方はお腹が膨らむのが遅いために9か月頃に撮影するのがおすすめです。
臨月に入りましたらいわゆる生産期と呼ばれ、「いつ生まれてもおかしくない状態」になります。予定より早めに生まれるという可能性も充分にあるため、この時期になるとママの体調を優先して避けた方がよいでしょう。
マタニティフォトの撮影前に準備しておくべきこと
いざマタニティフォトを撮影する時にまず考えてほしいのが、「どのようなマタニティフォトを撮りたいのか?」ということです。ママがおひとりで撮影するのか、パパや上のお子様と一緒の家族写真にするのかによってもでき上がったマタニティフォトのイメージが変わります。
ロケーションも天候に左右されないスタジオや、明るい日差しの中での外の撮影、普段通りの姿で行う自宅での撮影など、場所によっても趣の違ったマタニティフォトが撮影できることでしょう。スタジオ撮影でしたら、マタニティフォトにピッタリの衣装や小物をレンタルできます。そこへ自宅からエコー写真や生まれたら着せてあげたいベビー服などを小物の一つとして追加してみるのはいかがでしょうか。
世界でたった一枚の、そのご家族でしか出せない味のあるマタニティフォトに仕上げることができます。このように撮影前にどのようなマタニティフォトにしたいのかというイメージをしっかりと持つことで、さらに満足度の高い仕上がりにできます。
マタニティフォトを行う上で注意するべきポイント
マタニティフォトのイメージが決まったら、希望する条件に合致するスタジオやカメラマンを探しましょう。イメージが合うだけでなく料金設定や可能な衣装やヘアメイクの種類、写真データーの有無など希望する条件がプランに含まれているかなどもぜひ確認しておくべきポイントです。
その他小道具の持ち込みが可能かなど、わからないことがあったら事前にスタジオに問い合わせることで不安が解消されスムーズな撮影をできます。また、安定期であれ妊娠期間中は体調の変化が激しい時期であることに違いはありません。少しでも体調に異変を感じたら、すぐにキャンセルすることをおすすめします。
マタニティフォトではこうした妊婦さんの事情にも考慮して、撮影の延期が可能であるかキャンセル料金をもらわないといった対応をしてくれるところもあるようです。しかし、もちろんキャンセル期日を設けているスタジオも多くありますので、事前にキャンセルした場合の対応などもしっかり確認しておくことが大切です。
ママとお腹の赤ちゃんが一緒にいられる時期はとても短いです。そんな貴重な時間を記録に残せるマタニティフォトは、後で見返すことで家族の絆を感じられる一生の宝物になることでしょう。しかしながら一番大事なのは、ママと赤ちゃんの健康です。ご自分の体調優先で、少しでも異変を感じたら思い切ってキャンセルや延期する勇気を持つことも大切です。心身ともに健やかに思い出に残るマタニティフォトの撮影を楽しんでください。