お宮参りの相場は?初穂料・衣装代について解説!
お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝を報告し、健やかな成長を祈願する大切な行事です。赤ちゃんの誕生から30日前後で神社に参拝して御祈祷を受けるのが一般的です。ただ、初めてのことで「初穂料はいくら包むのか」「衣装はどうするの」といった不安を抱えている方は少なくありません。そこで今回は、お宮参りにかかる費用の目安や準備について解説していきます。
お宮参りにかかる費用の相場
お宮参りにかかる費用の相場は、5万円~8万円ほどです。その内訳としては、初穂料や衣装代、必要に応じて食事代や写真代などが挙げられます。
なお、食事代や写真代については、利用する店舗や人数によって、かかる費用が大きく変わってくるため、予算に合わせて慎重に検討しましょう。
初穂料の相場はどれくらい?
お宮参りで神社に収める「初穂料」とは、祈祷をしてもらう際に神様に捧げるお金のことです。地域や神社によって異なりますが、一般的には5,000円~10,000円が相場とされています。
ただし、有名な神社や都市部などでは、金額を指定されることもあります。神社の公式ホームページなどを確認し「初穂料〇〇円」と明記されている場合には、指示に従ってお納めしましょう。
衣装代の相場と選び方
お宮参りにおいては、赤ちゃんは祝い着、母親や父親もフォーマルな服装で参拝するのが一般的です。衣装の用意にもある程度の費用がかかるため、あらかじめ予算を把握しておくと安心です。
赤ちゃんの衣装代
赤ちゃんの祝い着は、購入する場合とレンタルする場合とで予算が異なります。購入する場合、2万円~5万円ほどが目安です。
正絹が使われた高価な祝い着だと、5万円以上かかることもあります。最近は、ポリエステル製で手頃な価格のものも人気を集めています。
レンタルする場合には、5,000円~15,000円ほどが目安となります。一度きりの使用になることが多いため、レンタルを選ぶ家庭は少なくありません。ネットレンタルだと、祝い着一式と小物がセットになったプランもあります。
母親・父親の服装
母親の服装は、フォーマルなワンピースや訪問着が一般的です。訪問着をレンタルする場合には、1万円~2万円ほどが相場とされています。もちろん、自前のスーツやきれいめのワンピースがあるのであれば、レンタルの必要はありません。
また、父親は、黒やネイビーのスーツを着るケースがほとんどです。ネクタイは、白系のカラーや落ち着いたデザインを選ぶと良いでしょう。
そのほかにかかる費用
お宮参りにおいては、初穂料や衣装代以外にも、以下のような費用がかかることもあります。
食事会費用
親族と一緒に食事をする場合には、その費用も予算に入れておきましょう。一人あたり3,000円~5,000円ほどが目安です。
写真撮影代
お宮参りは一生に一度の伝統行事なので、フォトスタジオや写真館で記念撮影を撮る家族がほとんどです。フォトスタジオや写真館に撮影を依頼する場合には、2万円~5万円ほどかかります。
なお、撮影料は、写真のカット数や衣装レンタル・着付け、商品代、出張撮影料など、プランによって大きく変動します。
交通費・駐車場代など
遠方の神社でお宮参りを行う場合には、交通費や駐車場代などもかかるため、事前に確認しておきましょう。
まとめ
お宮参りには初穂料・衣装代・写真撮影代など、様々な費用がかかります。初穂料の相場は5,000円~10,000円ほどです。赤ちゃんの衣装は購入・レンタルのどちらを選ぶかでかかる費用が大きく変動します。また、お宮参りにおいては、お母様やお父様もフォーマルな服装が望ましいとされています。自前の衣装で参拝する場合には問題ありませんが、レンタルするのであれば別途費用がかかるため、あらかじめ確認しておきましょう。そのほかにも、必要に応じて食事会の費用や交通費などがかかります。全体的には、5万円~8万円ほどかかると見ておくと安心です。ご家庭のスタイルに合わせて、無理なく準備を進めていきましょう。本記事が参考になれば幸いです。
