より可愛くキレイに写ろう!写真館で振袖を着て撮影する際のポイント
二十歳の記念、成人式。女性なら振袖を着て写真を撮るのも楽しみの1つでしょう。「一生に一度だから失敗したくないなぁ…」そんな不安もあるかもしれません。確かにせっかく撮影をしてもらうなら自分史上最高の写真を残したいですよね。今回はそんな希望を持つ女性のために写真館で振袖撮影をする際のポイントについて解説させていただきます。
振袖で写真を撮る際の基本姿勢とポーズのバリエーション
振袖を着て写真を撮るときに最も重要なのは姿勢です。ここでは全身撮影時の基本的な姿勢のとり方について学んでおきましょう。まず、左向きにやや斜めに立つのが綺麗です。着物の上にくるのは左側の生地であるためですね。
体重はやや前のめりになるくらいのイメージで前側にかけてから、背筋と首筋を戻すように伸ばします。このときのイメージは天井から糸で引っ張られる感じです。
ただ単に背筋を伸ばしてしまうと胸を張り過ぎてしまい、大物演歌歌手のような大御所感が漂いますので注意しましょう。つま先は内向きを意識し、右の足先を少しだけかぶせるようにずらすと誰が見ても美しい立ち姿になります。手は指先を揃え、手の甲よりも手のひらを見せるようにスナップを効かせると女性らしくなります。
また、ポーズのバリエーションについても言及しておきます。全身の写真であればこの立ちポーズの他に、かばんを持ったポーズ、袖を見せるポーズ、帯を向けつつ見返るポーズなどが定番です。
写真館ではこの他にも成人式らしくショールをつけた写真やしっとりとした雰囲気になる傘を持った写真など、小物を使った演出もしてくれます。是非美しい姿勢をキープしながら、いろいろなポーズにチャレンジさせてもらいましょう。
より綺麗な写真を撮るためのポイント
綺麗な写真を撮るための必須条件は姿勢ですが、他の部分にも気を配ることによってより美しく自分の姿を残せる可能性があります。次に、そのポイントについて確認しておきましょう。
まずは首の角度です。ポーズやカメラの位置によって少し傾けると可愛らしく、こなれた感じになります。手にもしなやかさがあった方が綺麗です。雑誌などを参考に、モデルさんの手の使い方を見て真似してみましょう。
また、アルバムを作るときにはいろいろな表情があった方が見返していて満足度の高いものになります。少し微笑む・思い切り笑う・おすまししてみる、など緩急をつけられるようになるといいです。表情筋は自分が想像しているほど思い通りには動きません。
1日2日で何とかなるものでもありませんので、撮影前にトレーニングをし、鏡の前で笑顔の練習をしておくことをおすすめします。
写真館の選び方のコツ
振袖撮影をしてもらう写真館を選ぶときは、まずその写真館で撮っている写真をよく見比べることが大切です。ホームページなどで公開されている振袖写真を比較検討してみましょう。ポーズや背景だけでなく、写真館にはそれぞれに得意とする雰囲気がありますので、自分が撮りたいイメージと近いスタジオを見つけ出すことが必要です。
また、家の振袖ではなくお店の振袖を貸してもらうつもりなら、どんなものが置いてあるのかも重要になります。実際の店舗に行けるなら、種類を確認しておくと安心です。また、撮影が上手くいくとたくさん写真を残したいと感じるかもしれません。
そんなときのためにも、料金体系がわかりやすい写真館を選んでください。着付け・ヘアセット・メイク・写真にそれぞれ料金がかかるのか、支度はセットになっているのかなど、プランは写真館によって様々です。予算オーバーで後悔しないためにも事前にしっかりと確認しておきましょう。
撮影前にポイントを押さえておけば、満足のいく振袖写真を残すことが出来るでしょう。みなさんも是非お気に入りの写真館を見つけて、素敵な思い出を作ってくださいね。