マタニティフォト撮影を行うメリット・デメリットについて解説!
日本でもマタニティフォトの撮影が広がりを見せており、株式会社スタジオアリスの調査によると、令和生まれの子どもを持つ親の約6人に1人がマタニティフォトを撮影したとの回答をしています。そんなマタニティフォトとはどのような写真で、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。本記事で解説するので、ぜひご一読ください。
そもそも「マタニティフォト」とは?
マタニティフォトとは、赤ちゃんの成長とともにふっくらとしたお腹になった妊婦を撮影した写真のことをいいます。新たな家族を迎えるうえでの最初の家族写真ともいえるもので、赤ちゃんが誕生する喜びをより強く感じるきっかけにもなります。
マタニティフォト撮影を行うメリット
マタニティフォトを撮影するメリットとしては次の2つが挙げられます。
妊娠時の貴重な瞬間を写真に残せる
マタニティフォトを撮影できるのは妊娠中のわずかな期間だけです。お腹の大きな妊婦のみが持つ神秘的で優しい雰囲気は、この瞬間にしか写真に収めることはできません。上述のスタジオアリスの調査においても、マタニティフォトを撮影した目的として8割以上の方が「人生において貴重な瞬間だから」と答えています。
また、母親自身は妊娠中に自分自身を客観的に見る機会はあまりないでしょう。記念写真としてマタニティフォトを撮影し、新たな命をお腹に宿した姿を写真で客観的に見ることで、家族を迎える幸せを改めて感じられます。
生まれてくる子どもとの思い出が作れる
マタニティフォトは最初の家族写真でもあります。そのため、子どもが大きくなったときに思い出の写真として一緒に振り返って楽しむこともできます。親が子どもを大切に思う気持ちは言葉にするだけで簡単に伝わるようなものではありませんが、写真に残して思い出を語ることで「生まれる前から大切に思っていた」ということを子どもに自然と伝えられることでしょう。赤ちゃんとしてお腹の中にいた頃の思い出を子どもと共有するうえで、マタニティフォトは視覚的に伝わるため想像しやすくなるという面もあります。
マタニティフォト撮影を行うデメリット
マタニティフォトの撮影にはメリットとともにデメリットもあります。デメリットとして挙げられるのは次の3点です。
写真館での撮影には費用がかかる
当然ですが、写真館で撮影する場合は費用がかかります。マタニティフォトの相場は3万円前後といわれています。マタニティフォトはセルフ撮影もできますが、プロが撮影した写真と比較すると仕上がりの差は歴然です。記念写真として残すのであれば、写真館での撮影をおすすめします。撮影費用についてはプランなどによっても変わるため、予算に合う写真館を選ぶとよいでしょう。
撮影は妊婦の負担になる
お腹の大きな妊婦を撮影するというマタニティフォトの性質上、撮影には母親に一定の負担がかかります。マタニティフォトの撮影をする場合は、母親の体調には充分に配慮しましょう。夏場や冬場における屋外での撮影や、見映えを重視した無理なポーズなどをするのはひかえたほうがよいといえます。
SNSへの投稿はひかえる
マタニティフォトについては、さまざまな理由で嫌悪感を持つ方が一定数いるのが実情です。場合によっては、妊娠自慢と勘違いされることもあります。妊娠中はただでさえ身体的にも精神的にも負担がかかる状況にあるため、SNSでいわれのない誹謗中傷を受けると母親にも赤ちゃんにも大きな悪影響を与えてしまいます。
マタニティフォトはあくまで家族の記念写真です。トラブルを避けるためにもSNSへの写真の投稿はひかえ、幸せな気持ちは家族や友人などと共有することをおすすめします。
まとめ
マタニティフォトの撮影についてのメリット・デメリットの解説でした。幸せな気持ちをマタニティフォトとして形に残すことで、あとで振り返ったときに当時の気持ちをより鮮明に思い出せるでしょう。また、子どもと思い出を共有する際にマタニティフォトがあると、妊娠時の状況がより伝わりやすくなります。最初の家族写真として、マタニティフォトを撮影してみてはいかがでしょうか。