人見知りの子も安心!写真館で笑顔を残す準備と対策

赤ちゃんや小さな子どもの大切な記念日を写真館で残したいと考えるご家族は多いものです。しかし生後6か月頃から始まる人見知りの時期と重なり、撮影がうまくいくか不安に感じる方も多いでしょう。本記事では、人見知りの子どもでも安心して写真館で撮影できる準備と対策をご紹介します。
人見知りってどんな時期か
人見知りは赤ちゃんの成長過程で自然に見られる行動です。写真館での撮影を検討する際には、まず人見知りについて正しく理解しておきましょう。
成長の証としての人見知り
人見知りは多くの赤ちゃんが生後6か月頃から見せ始める行動で、知らない人を見た途端に泣き出したり、固まってしまったりする様子を見せます。これは決して悪いことではなく、子どもが安心できる人とそうでない人を区別できるようになった成長の証です。
人見知りが始まる時期や終わる時期には個人差があり、中には人見知りをほとんどしない子どももいます。
場所見知りとの違い
人見知りと似た現象に場所見知りがあります。場所見知りは初めて訪れる場所や慣れていない環境で緊張してしまう状態を指し、普段は人見知りしない子どもでも急に隠れたがったり、話さなくなったりすることがあります。
写真館という非日常的な空間では、人見知りと場所見知りの両方が重なってしまうケースも少なくありません。
撮影前の準備
写真館での撮影をスムーズに進めるためには、事前の準備が大切です。子どもが安心できる環境を整えることで、人見知りによる緊張を少しでも和らげられます。
お気に入りのおもちゃを用意
お気に入りのおもちゃを複数用意しましょう。写真館にも子どもをあやすための小物は用意されていますが、普段から遊び慣れたおもちゃがあれば気持ちが落ち着きやすくなります。
できれば1つではなく2つ以上持参すると、飽きたときに別のおもちゃで気分転換できます。
おやつと飲み物の準備
人見知りによる不安感を和らげるために、おやつや飲み物も効果的です。赤ちゃん用のおせんべいやボーロ、バナナなど、ひと口で食べられるサイズのものがおすすめです。飲み物は麦茶や赤ちゃん用のパックジュースを持参しましょう。
ただし食べ過ぎるとお腹がいっぱいになって眠くなってしまうため、与える量には注意が必要です。
服装の準備
初めての衣装に着替えることで不安が増してしまう子どももいます。撮影当日は着慣れた私服を着せて行き、まずはその服装で写真館の雰囲気に慣れてもらいましょう。子どもが落ち着いてきたタイミングで衣装に着替えるという方法も有効です。
人見知りが強い子どもの場合、ご両親と一緒に撮影することになることがあります。そのため、親御さんも撮影に適した服装を事前に準備しておくと安心です。
当日の撮影の進め方
当日は子どもの様子を最優先に考えながら、焦らず撮影を進めることが大切です。適切な対応をすることで、人見知りの子どもでも自然な表情を引き出せます。
親と一緒に撮影する
人見知りが強い子どもの場合、ご両親から離れると泣いてしまうことがよくあります。そのようなときは無理に離さず、抱っこしてもらいながら撮影したり、一緒に遊んでいる様子を撮影したりする方法があります。
ご両親がそばにいることで安心感が生まれ、自然な笑顔が引き出せます。
スタッフに退室してもらう
知らない人の存在が不安の原因になっている場合は、スタッフに一度退室してもらうのもひとつの方法です。ご家族だけの空間になることで、子どもが落ち着きを取り戻すことがあります。
赤ちゃん撮影に慣れたスタッフであれば、こうした対応にも快く応じてくれるため、遠慮せず相談してみましょう。
時間をかけて慣れる
人見知りの子どもには、まず写真館の雰囲気に慣れてもらう時間が必要です。最初から撮影を始めるのではなく、ご両親と一緒に遊んだり、おもちゃで遊んだりしながら、少しずつ周囲に興味をもってもらいましょう。
急かさずゆっくり進めることで、子どもの緊張がほぐれていきます。
まとめ
人見知りの子どもでも、事前の準備と適切な対応によって写真館で素敵な写真を残すことができます。お気に入りのおもちゃやおやつを用意し、貸切型で赤ちゃん撮影に慣れた写真館を選びましょう。当日は子どものペースを尊重し、焦らずゆっくり進めることが大切です。人見知りは成長の証ですので、その時期ならではの表情も含めて記念として残してください。



